まずはじめに、冷たい水が人体に与える影響を、お伝えしたいと思います。あくまで、平均でしかありませんから、同じ結果になるとは限りませんが、以下のような結果が生じてしまう可能性があるでしょう……。
氷が浮いているような、かなり冷たい水の中にいた場合……
約30分ぐらいで亡くなります。
水温5℃ぐらいの水の中にいた場合……
1時間弱で亡くなります。1時間もちません。
ですが…………
着ている服の種類によって、生存時間が少し延びたり、大幅に延びたりすることがあるんです。時間が延びれば、救助隊員に発見されるまで、なんとか生きられる可能性がありますよね……。
防水性能のある服を着ている場合は、少しだけですが生存時間が延びます。ただ、防水性能のある服であっても、服の内側に水は侵入してしまいますので、たいして生存時間は延びません。
水の侵入を少なくさせるためには、身体を動かさずに静止状態でプカプカ浮いていることが重要らしいのですが、水の流れが速すぎる場合には、それって無理ですよね……。
それに対して……
ドライスーツなどの乾燥断熱スーツを着ている状態で、スーツの内側に水が侵入していない場合には、水温5℃の環境下でも、8時間ぐらい生きられるのが平均だそうです。
着ている服で、こんなにも違うんです。
ただ、ドライスーツとウェットスーツは、全く違う物なので、混同しないように注意をしてくださいね……。
ドライスーツの内側に着る服の準備も必要ですが、ドライスーツを準備しておけば、何かの災害に遭遇した時に生存率が上がるのかもしれません。ですから、もしよかったら、ドライスーツを瞬時に着れるよう身近なところに準備をしておいてみてくださいね……。
説明が下手だったかもしれず、ちゃんと説明できているか、不安ではありますが、この記事は、この辺で終わりにしようと思います。
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それでは、失礼いたします (^.^)/~~~