災害時でなければ、ライフジャケットって効果的!!
しかし、災害時には様々な問題が発生して、使用が難しそう!!
拝見した以下の動画を通して、私が考えたことをいくつかまとめさせていただきます。
ライフジャケットを適切に扱うには、正しい知識が必要不可欠だと感じました。知識が全くない状態では、その機能を最大限に活かすことは難しいのかもしれません。
にもかかわらず、実際には、知識がない方が多数を占めているのが現状ではないでしょうか。さらに、災害時のような切迫した状況下では、対応すべき事柄や注意点が多岐にわたり、物理的にも時間的にも余裕がない状態に陥ってしまう可能性が高いですよね。そうした問題が幾重にも重なる状況下で、知識を要するアイテムを装着しようとすれば、失敗する可能性が高くなってしまうのではないでしょうか。
加えて、精神的にパニック状態に陥っている可能性だってあります。そのような心理状態の時に、知識が必要なアイテムを装着しようと試みると、失敗してしまう可能性が、より一層高まりそうですよね。
また、自動膨張式の製品は、空気が入って膨らむまでに時間差が生じたり、何らかの理由でうまく膨らまなかったりなど、様々なトラブルが発生する可能性があります。
こうした、ちょっとしたトラブルが発生した状態であっても、動画に映し出されたプールのように激流ではない静かな水面であったり、災害時ではない海や川であれば、そこまで深刻な事態に至らないことが多いのでしょう。
しかし、災害時のように激しい水の流れがあるとなると、状況は全く変わってきますよね。水害が発生している場所は、基本的に激しい水の流れがあります。静かな水面であるケースは少ないと思うんですよね。
このような激しい水流に巻き込まれてしまうと、身体は水流で揉みくちゃにされてしまい、最終的にライフジャケットで浮上できたとしても、その時には、すでに口や鼻から水が入り込んでおり、苦しい状態になっている可能性が高いでしょう。
失敗の可能性を考えると、個人的には、ガードベストのように使い方が簡単なものの方が安心できます。
それでは、こちらの動画をご覧ください。