このブログの全体像について

災害への備えと聞いて、まず思い浮かべるものは何でしょうか?【備蓄】を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、いくら備蓄があっても、備蓄が役に立つのは、生き残ることができた方に限定されます。生き残ることができなかった場合、備蓄は全く意味をなくしてしまうのです。あなたと、あなたの大切な人を守るために【生き残る術】のことも、一緒に学びませんか?

また、防災のことだけではなく、日々の生活に役立つ情報もお伝えしていきます。

記事に追記がある場合は、お知らせいたしますので、ぜひ、下のボタンから【追記や修正があった記事のお知らせ】をご確認ください。

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防災士さんがオススメしている
簡易診断をしてくれるアプリ
震災時、使用不可能になるかも!


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防災士さん おすすめアプリ
【全国版救急受診アプリ、Q助】の注意点!
災害時には「使えないかも」を考慮して!

この動画の6:20頃から紹介されている【全国版救急受診アプリ、Q助】というアプリについて、確認すべき点があります。

このアプリは、総務省消防庁が管理する公的なもので、リアルタイムで抱えている症状の緊急度判定を行い、利用可能な医療機関などの情報を提供してくれるそうなんです。緊急度判定プロトコルという基準を元にして作成されているらしいんですね。

震災時にも利用が相応しいアプリとして、配信者の方が、動画内で以下のような説明をされています。
『オフラインでも使用することができるため、電波が繋がらない状況でも活用することができます。ネットも電話も繋がらない状況で……(以下略)……。』

しかし、このアプリの利用規約には以下のような記述があるんですね。

当アプリは、災害、事変、その他の異常事態が発生若しくは発生のおそれがある場合又は当庁が設置する電気通信設備の障害その他やむを得ない事由が生じた場合に、当庁の判断により当アプリの提供時間の短縮、提供の中断又は中止を行うことができるものとします。
当庁は、前述に基づく当アプリの提供の中止等によって生じたユーザー又は第三者が被った不利益、損害について、一切の責任を負いません。

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救急車が来れない災害時に
必要な救命処置や応急処置


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お医者様などの専門家の方々から治療を受けることが難しい震災時、私たちは、自力で救命処置や応急処置を行わなければならない状況に追い込まれてしまう可能性がありますよね……。
手当てを必要とする人の数や、一人ひとりの傷の多さに対して、その場にある治療用のアイテムは、あっという間に足りなくなってしまう可能性があります。ですから、この記事では、治療用アイテムが足りなくなりやすい震災時でも、身近な日用品を代用して、少しでも生存の可能性を繋ぎ止めることができるよう、その手立てについて、お伝えしていきますね。

この記事内の目次

火傷の治療時にやってはいけないこと

火傷を負ってしまったときは、時間を置かずに早急に冷やすことが肝心なのですが、これに関して、注意点があるんですね。

特に注意が必要なのは、ナイロンやポリエステルなどの化繊の服を着ているときです。化繊は熱に溶けやすく、熱で溶けた生地が皮膚に くっついてしまうことがあるからです。こうした状況下においては、無理に服を脱ごうとしないようにしてください。無理に脱ごうとすれば、生地に くっついている皮膚が生地と一緒に剥がれ落ちて、ズルむけ状態になってしまうことがあるのですね。一瞬の無意識な行動によって、一生後悔するほど深い損傷を負ってしまうことだってあるのです。
また、慌てて服を動かすことで、傷口に強い摩擦が加わり、症状を さらに悪化させてしまうことも考えられます。

このような場合は、服を脱がさず、そのまま服の上から冷やすのが最善です。本来、流水で冷やすべきなのですが、震災時には それが不可能であることが多いでしょう。代用案として、水と氷をビニール袋に入れて15分から30分ほど冷やす方法もありますが、それですら、震災時には難しいのが現実ですよね。水と氷が確保できない場合には、「保冷剤」や「冷却パック」による代用も一つの手なのですが、これらは冷たすぎて身体への刺激が強すぎて、15分以上冷やし続けるのが困難といった難点があります。ですが、火傷は長めに冷やすことが肝心なんですね。ですから、もし手元にあれば、冷却パックなどをハンカチなどで包んで、冷たさを調整しながら冷やし続けるとよいでしょう。

また、水ぶくれがある場合は、絶対に破かないように注意をしてくださいね。水ぶくれは、火傷を保護している天然のバリアみたいなものだからです。

色々な用途に使用できる汎用性が高いラップ
このラップ!注意点を守れば 応急処置にも使える

『傷口を清潔にした後、傷口にラップを巻くことが応急処置になる』・『傷口にラップを巻けば保護になる』といった類の情報を、ネット上で よく見かけます。
​ですが、これらの情報を そのまま鵜呑みにしてしまったら、かなり危険なんですね。

救急用品が足りないことで、傷口の処置に、どうしてもラップを使う必要がある場合には、以下のことを慎重に考えなくてはなりません。

ラップは、体から染み出してくる「浸出液」を一切吸収しません。そのため、傷口が どうしても蒸れてしまうのですね。蒸れると皮膚が ふやけてしまうだけではなく、細菌が爆発的に増える温床となり、深刻な感染症を引き起こす原因となってしまう場合があるのです。この問題に関する知識を しっかりと持っている医療従事者が治療を行えば、ラップは安価で有用な手当ての手段となり得るのですが、知識がない医療従事者が治療を行ってしまった結果、深刻な被害につながってしまった事例は驚くことに少なくはないのです。
​ですから、本来であれば、ラップの使用は避けるべきなのですが、救急用品が一切ない災害時の極限状態に限っては、ごく短時間の応急処置として、活用せざるを得ない場面もあるでしょう。
​もしラップで凌ぐのであれば、雑菌を増やさないための「浸出液のコントロール」が何よりも重要なのです。感染症の誘因の一つとなる死んだ組織や異物、汚れを十分に取り除いた上で、こまめに浸出液を拭き取って、ラップを交換するか、あるいは、ラップに小さな穴を沢山空けて、その上から「紙オムツ・尿取りパッド・清潔な布」などを当てて、浸出液を吸い取らせるといった工夫が必要になるのですね。

こうした物理的なリスクを理解して、手間を惜しまずに管理できるのであれば、ラップも応急処置の選択肢に なり得ます。

それから、実は、傷に直接ガーゼを当てる方法も、別の理由で良いとされていません。

まずは先に、傷が治りやすい環境について ご説明しますね。
傷からは「浸出液」という液体が出てきます。この浸出液は、傷を治す成分が含まれた培養液のようなものです。この浸出液を利用して、傷口を適度に湿った状態に保つと、傷が早く治りやすくなるのです。この治し方を「湿潤療法」と言うんですね。

しかし、傷に直接ガーゼを当ててしまうと、ガーゼが浸出液を吸収してしまい、早く治せなくなってしまうのです。また、ガーゼの繊維と傷口が くっついてしまうことで、剥がす度に傷口が損傷して悪化し、痛みを発生させることがあります。
こうした理由から、現在では、ガーゼを直接当てる方法は良しとされていないのです。

逆に、ラップを傷に巻き付けると、傷口は浸出液で湿った環境となり、傷の治癒に良い環境となります。また、ラップはガーゼと違って傷に くっついてしまうことがありませんから、剥がす際に生じる痛みの問題が軽減されます。

こうした理由から、ラップが応急処置に良いと謳われてしまうことが多いのですが、一方で、雑菌繁殖の問題点から、ラップを使用する治療法に関して、注意喚起を行っている専門家の方々も多数いらっしゃいます。一部の学会の見解なのですが、なかには、ラップを絶対に使用しては駄目だという ご意見もあるほどなんですね。
だからこそ、雑菌繁殖の問題点は十分に気をつけましょう。

話は変わりますが、ここからは、少し余談として、ラップに関する別のお話しをさせてくださいね。
災害時、ラップは傷の手当てだけではなく、骨折部の固定にも使用できます。そうした応急処置だけではなく、様々な工夫によって、洗い物を減らして水を節約できたり、防水、防寒、ニオイ対策までもこなせるんです。それらの具体的な方法については、また別の記事で詳しくお伝えしますね。

また、ラップの素材は大きく分けて3種類あり、それぞれ得意分野が違うんです。例えば、空気を通しやすい素材のラップは野菜の保存には向いていますが、用途によっては適さない場合があります。用途によって、素材選びで生死を分ける……なんて酷いことにはなりませんが、効果に雲泥の差が出てしまうのですね。
ラップを種類ごと どのように使い分けたらいいのか、用途による使い分け方についても、別の記事で詳しく説明させていただきますね。

それでは、この辺で、一旦、ラップの話は終了させていただきます。

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予測が難しい方法で行われる
Amazonを利用した詐欺に注意


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まずは、こちらの動画をご覧ください。
この動画では、人間の心理的な隙をつくような、意外性のある巧妙な手口の詐欺について解説されています。

このような詐欺が存在するかと思うと、本当に厄介だと感じますね。

以前は、楽天市場とAmazonを比較し、Amazonの方が安ければAmazonで購入していました。しかし、最近はAmazonでの購入を控えるようになってきています。
Amazonに全く非がないとは言い切れませんが、Amazon自体が悪いというよりは、プラットフォームを利用して不正な商売を行っている出店者側に問題があると考えています。ですから、Amazonそのものを強く責めるつもりはありませんが、それでも、やはり、購入を控えてしまうのが現状なんですね。

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消火に関する無知が招く生命の危機
機材の問題点と消火活動に潜む死角


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大地震発生直後の被害を受けた地域では、火災が発生しても、消防隊員の方々が すぐさま消火活動を行うことが難しい状況になってしまう可能性が高いですよね。そのため、どうしても素人が自力で消火活動を行わざるを得ない事態が増えてしまいますが、そんな時に気をつけるべき点を いくつかまとめてみました。

火災が発生している建築物のドアや窓を
いきなり大きく開けてはいけない!

近年、住まいの気密性能は著しく向上しました。こうした密閉された空間で火災が起きると、室内の酸素が使い果たされるにつれて炎は勢いを失い、一見すると火が消えかかっているかのような錯覚を覚える静寂が訪れます。
しかし、この一見して落ち着いたように見える状態こそが落とし穴であり、大変危険な状態なんですね。ここで不用意にドアや窓を開けて外気を送り込んでしまうと、酸素に飢えた炎に大量の酸素が送り込まれ、結果として爆発的な燃焼を引き起こしてしまうことがあります。ドアや窓ごと吹き飛ばすほどの衝撃に襲われ、その凄まじい破壊力によって命の危機に直結する事態も起こり得てしまうのですね。

ドアなどが激しい音を立てながら空気を吸い込んでいるとき、あるいは、煙が黒い場合は、大爆発がおきる前兆である可能性が非常に高い状況なんです。ですから、そういった状態では、まずは建物から距離を置くべきなのですが、そうは見えないときであっても油断は禁物なんですね。ドアや窓を いきなり大きく開け放ってしまうのは絶対に禁忌(タブー)です。
大変危険な状態であるため、本来ならプロである消防隊員の方々にお任せすべき場面です。しかし、震災によって どうしても消防隊員の方々が来れない状況下で、それでも、家族(我が子など)を救出したいのであれば、ドアの真横(壁側)に身を隠しながら、極わずかだけ扉を開け、その隙間から消火剤などを流し込み、室内の火を鎮めることに徹してください。大爆発の引き金を引かぬよう、お部屋の内部に溜まったエネルギーを徹底的に削いでから、はじめて足を踏み入れるのです。ドアを開けた直後に爆発するとは限らず、たいがい時間差が生じるため、ドアを開けた瞬間に何も起きなかったから大丈夫だと油断をしないことが重要です。そういった慎重な手順を踏むことで、大切な命を危うい一線から守り抜くことができるのかもしれませんね。

また、ガラス製の窓やドアの周辺に近づくことも避けましょう。
人が手で故意に開けなくとも、熱でガラスが自然に割れることによって、室内に大量の酸素が一気に送り込まれ、大爆発が発生する可能性があるからです。

炎が小さくなったのは、決して鎮火したからではありません。ただ酸素が足りない状態に陥っているだけなのですね。ここで重要なのは、室内に溜まった可燃物(可燃性ガス)と外気の酸素が混ざり合うことによって生じる、急激な化学反応を物理的に封じ込めることなのです。「扉を大きく開け放たず、隙間から消火の手段を尽くすこと……。」

室内に侵入した後も、目に見えない有毒ガスや、建物の崩落といった危険が潜んでいる可能性を忘れずに、一歩一歩慎重に歩みを進めるようにしてくださいね。

消火活動って、ずっと続けていいわけではない!

消火活動には、物理的な「終わりの事象」が存在するのです。それは、天井に炎が届いてしまった瞬間なんですね。
天井に火が回れば、炎と煙が高速度で爆発的に広がり、素人の手には負えなくなってしまうのです。そこからは「消火」を諦め「生存のために逃げること」へと、思考を完全に切り替えなければならなくなってしまいます。
​こういった時、平常時なら消防隊を待つべき場面なのですが、大震災の混乱下では、その選択肢は消滅してしまう可能性が高いでしょう。
インフラの損壊による電話の不通、水道管の破断による消火栓の沈黙、路面のヒビ割れや瓦礫などによる道路の封鎖、人的資源の枯渇。さらには消防署のシャッターの破損といった物理的な障害が、彼ら消防隊の方々の消火活動を阻んでしまうのです。
つまり、震災時、私たちは、物理的にも人的にも孤立するのですね。この残酷な現実を前提にすれば、初期消火活動において、素人でも直感的に扱える、失敗の余地が少ない消火用グッズを あらかじめ整えておくことは、生き残るために、とても重要なことだと言えるでしょう。
失敗の余地が少ない消火用グッズについては、のちほど、いくつか ご紹介いたしますね。

火災による死亡の原因の約8割は煙に含まれる有毒ガス

消火活動中に煙で死なないための対策が非常に重要なのです。

私が書いた ある記事の一部を、以下に引用します。

多くの方は、火災=焼け死ぬというイメージを持っていますが、それでは物理的な実態を正確に捉えることができていません。
実際の​建物火災による死者の「約8割」は、「煙に含まれる有毒ガス」によって体内の酸素の運搬を阻害され、窒息したことが原因で亡くなっているのです。炎が回るよりも遥かに早く、発火から わずか数分で、命を奪うほど高濃度の有毒ガスが充満してしまうのですね。なかには、一呼吸だけで意識を失ってしまうこともあれば、そうではなくとも、身体が動かなくなってしまったり、思考が混濁して出口を見つけられなくなってしまったりすることによって、開かないはずの死への扉が開いてしまうのです。
​残酷な現実を言えば、炎に焼かれる前に、すでに呼吸という生存機能が停止しており、その後に焼かれることになってしまうのですね。

​この「約8割」という数字は平常時のデータですが、震災時においても、この力学が変わることはないでしょう。
むしろ、建物のヒビ割れなどを通じて煙が回る速度は上がり、一方で倒壊物などの障害によって避難は遅れます。
こうした環境の悪化が重なり合う震災時だからこそ、この目に見えない暗殺者である「有毒ガス」の脅威は、平常時以上に増大する可能性があるのだと、そう考えるべきなのではないでしょうか。

ですから、煙を吸い込まないための対策は、生存のための絶対的な条件なのですが……。
(以下略)

焼死よりも先に、窒息という残酷な現実が訪れるのです。
引用文にある通り、炎に巻かれるのは、すでに命を落とした後の遺体であるケースが大半を占めているんですね。これが、火災という事象の実態に他ならないのです。
だからこそ、煙を吸わないための装備を事前に用意しておくことは、生き残れる可能性を高めるために、決して怠ってはならない重要なことなんですね。手元に ふさわしい備えがない状態では、有毒ガスによって動く力そのものを一瞬で奪われてしまうか、命を落としてしまう危険が潜んでいるからなのです。こうした過酷な現実に直面する前に、呼吸と身体を守るための手段を あらかじめ整えておくことは、欠かせない選択だと言えるでしょう。

補足なのですが……。
耐火建物で火災が発生した場合、炎が広がりにくいため、つい油断しがちなのですが、こういった建物でも煙は大量に発生しますから、注意が必要なんですね。

煙に含まれる有毒ガスへの対策に関する記事は、この下にあるボタンによって開かれます。

消火器って、実は、使いづらいし
使い方を間違えて消火できなかった実例がある

実は、一般的な消火器は、いざというときに その性能を発揮させることが難しく、失敗する可能性がある器具なんですね。
主流の粉末タイプの消火器の薬剤の噴射時間は、わずか8秒から16秒程度です。消火器は、他の消火用グッズに比べて、比較的 消火に時間が かかるタイプの器具でありながら、一瞬で中身が底をつきてしまうのです。そんな短い制限時間があるなかで、舞い上がった粉末によって視界が遮られてしまったり、炎そのものに薬剤をかけてしまう誤用(炎ではなく燃焼物にかけるのが正解)が行われたり、パニック状態 によって狙いを外してしまったりなど、様々な問題が起こることを考慮すれば、消火が終わる前に、薬剤を完全に使い切ってしまう実例が多いのも頷けます。

そもそも燃焼が成立するには、可燃物・酸素・引火点以上の熱(温度)……の3つの条件が必要なんですが……。
主流の粉末タイプは、このうち熱を奪う力が比較的弱いため、いったん火が消えたように見えても再燃する可能性をはらんでいます。その一方で、強化液タイプは、冷却効果によって再燃の可能性を低減させることができるのですが、粉末タイプに比べて火勢を素早く抑え込む力が弱いため、消火に時間がかかってしまうところが難点なんですね。

さらに、その形状や構造自体にも物理的な問題点があります。まず、消火器は、それなりに重いうえに、持ち方や構え方に少しのコツがいるのです。直感的に扱いづらい難点があるんですね。
加えて、加圧式のタイプであれば、一度レバーを引くと途中で放射を止めることすらできずに、全量を出し切ってしまうために、薬剤を無駄にしてしまうことも少なくないのです。

​保管時のリスクも無視できません。
消火器には使用期限があり、家庭用の消火器の使用期限は、3年、5年、10年といったタイプがあります。使用期限が過ぎたり、容器の老朽化や腐食や変形があったりした場合、何かの拍子に内部の圧力によって破裂し、人身事故を引き起こす凶器へと変貌してしまうこともあるのです。期限管理や異常の点検など、維持をするためにコストを払い続けて、いざというときに、これほど「失敗の可能性が高い器具」に命を預けてしまうのは、はたして最善の選択肢と言えるのでしょうか。

このような「使いづらさ」「失敗のリスク」「維持の困難さ」という三重苦を抱えた消火器だけに命を預けてしまうのは危険です。失敗する可能性が最小限に抑えられ、いざという時に「直感的に扱えるグッズ」を、新たな選択肢として取り入れてみるのは どうでしょうか。

そもそも、赤ちゃんがいる家庭って、
一般的な消火器を置いておいたら非常に危なくないですか?
発災中は、大人であっても非常に危ないと思いますが……

そもそも、消火器は、鍋類と違い底面の面積が非常に小さく、縦に長くて、ずっしりと重い「鉄の塊」である物体です。そういった物体を室内に置いておくことのリスクも、一度冷静に見つめておきたいところです。
硬くて重い物体でありながら、これほど転倒しやすい物体は、たとえ棚に仕舞い、扉にチャイルドロックをかけていたとしても、小さなお子さんがいる家庭においては、日常生活のなかで 何かの拍子 に「凶器」へと変貌してしまう可能性もないわけではないでしょう。
​また、大地震が発生した瞬間の物理的現象は、私たちの想像を遥かに超えてしまうのです。ル・クルーゼのように重量のある お鍋や大型家電でさえ、数メートル先へ吹き飛ばす大地震の激しい振動下では、固定されていない消火器なんて、 棚ごとブチ壊す「吹き飛ぶ弾丸」と化してしまうことでしょう。
かといって、強固に固定してしまえば、火災の発生時に即座に取り出すという機動性が損なわれてしまうのです。「安全な固定」と「迅速な使用」という相反する条件を両立させるには、あれこれと工夫が必要になります。
そういった置き方を工夫する努力も否定はしませんが、そもそも「硬い・重い・不安定」という三重苦を抱えた道具を、多大な労力をかけてまで飼いならす必要があるでしょうか。
そうした努力を最小限に抑えつつ、「平常時と非常時の安全性」と「非常時の迅速性」を、物理的な質や形状レベルで解決してくれているグッズを選ぶことのほうが、より安全性が高い備えにつながるのではないでしょうか。

FITECH 投てき用消火用具

注水は火災のタイプ(油火災など)によっては、かえって状況を悪化させ、致命的になります。そういったミスを犯すリスクがなく、「消火器の弱点である再燃の可能性をも物理的に軽減することができる」。そういった失敗の可能性を軽減できるグッズを あらかじめ整えておくことが、初期消火活動にとって、とても重要なことだと思われます。

さらに、​別の利点は、ずっしりとした重い鉄の塊(消火器)を抱えて火元に歩み寄る必要がないことです。「投げるだけで済む、この軽さと扱いやすさ」は、身体の不自由な方や、お年寄り、そして、子供たちにとっても、文字通り命をつなぎ止めるための最後の手段と成り得る可能性があるでしょう。
​震災の混乱下、もしも、介護者や保護者が不在の状況下で出火してしまったら……。その場から素早く避難することが難しい人々が、自らの手で危うい事象を食い止め、生き延びる道を切り拓くことができる。そういった可能性を あらかじめ整えておくことは、何ものにも代えがたい大切な備えのうちのひとつなのではないでしょうか。

ただし、この【FITECH 投てき用消火用具】は、投げた衝撃によって容器が割れ、消火剤が飛び散ることによって消火が可能になる物理的な仕組みを持っています。そのため、大地震の振動で容器が吹き飛び、容器が割れ、消火活動を始める前に消火剤を失ってしまうという、取り返しのつかない事態になることは何としても防がねばなりません。

底面積が非常に小さく鉄の塊である消火器を固定することは至難の業ですが、【FITECH 投てき用消火用具】であれば、記事 【防災 安価に転倒や飛散等を防ぐ1】 で紹介しているような簡便な方法で物理的な飛散を防ぐことが可能になるでしょう。日常の安全を守りつつ、非常時の消火剤の損失の可能性を最小限に抑える、それらがセットで両方可能になるのですね。

製品の詳細については、下の動画をご覧ください。

初期消火救命ボール

この製品の​最大の利点は、設置しておくだけで「周囲に人がいない状態(無人)でも自動消火が可能になる」点です。
たとえば、震災時、避難を余儀なくされて家を空けている最中や、深い眠りについている深夜、あるいは、大怪我などで身動きが取れない状況など……etc、私たちの意識が及ばない場所や、消火活動が不可能な状況下で発生してしまった火災に対して、このボールが炎の熱に物理的に反応して、自律的に鎮火プロセスを開始してくれるのです。
​もちろん、火元とボールの設置場所に距離がありすぎる場合には、作動しないという物理的な制約はありますが、「消火用グッズを投げることさえ不可能な極限状態」において、ただ「そこに在る」だけで消火が完了する可能性を保持できるのは、このシステムならではの強みですね。
とはいえ、状況が許せば、自ら投げ入れて消火することも可能ですが……。

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消火器スプレー

消火用グッズの性能と同じくらい重要なのかもしれないことが、それらの「配置」という物理的な戦略です。
​消火器スプレーの保管場所は、出火が発生する可能性が高い場所(ガスコンロ等)から「約3m」離すのが定石だそうです。保管場所が火元に近すぎれば、熱すぎて消火器スプレーに辿り着くことができませんし、遠すぎれば、初期消火の黄金時間を逃してしまいます。そして、何より、数メートル離れた場所から放射するのが消火の基本であるため、この距離は動線上の必然なのですね。

また、震災時は、瓦礫などに行く手を阻まれてしまうことがあります。隣の部屋にある消火器を取りに行くことさえ不可能になるのかもしれない震災時の現実を考えれば、一家に一台という備えは、あまりにも脆弱過ぎるのかもしれません。
こうした制約があるなかで、どこで起きるか予測がつかない通電火災のリスクや、消火器の保管場所そのものが火元になってしまうリスクなども重ね合わせて考えると、それぞれの部屋に分けて置く「分散配置」が、命を守るための必然的な戦略となることでしょう。
​しかしながら、高価なうえに、不安定で嵩張る消火器をアチコチに分散設置するのは、空間的にもコスト的にも非現実的だと思われます。先程、説明した通り、消火器は安全に設置することが難しいからです。
だからこそ、安価なうえに、安全で場所を取らないスプレータイプが、分散配置を可能にする合理的な選択肢だと思われます。

​また、スプレータイプは、消火剤の容量の少なさが欠点だと指摘されがちですが、物理的な視点を変えてみると、この評価はガラリと逆転するのです。
置ける場所が限定されるうえに高価な消火器は、事実上「一家に一台」が限界であることが多いでしょう。それに対して、小型で安価なスプレータイプは、家中に いくつも「分散配置」や「多数の保管」が可能になるため、家全体で見たときの「消火剤の総量」と「即応性」を同時に引き上げてくれる可能性が大いに生まれるのです。むしろ、逆に消火剤の総容量を増やすことが可能になるのですね。
​まあ、ただ、この下で紹介しているスプレータイプの噴射時間は、約28秒に達しますから、容量ではなく時間的な面で見れば、それほど極端にスペックが低いというわけでもないのですけれどね……。

先程、上で ご紹介した投げるだけで済む2種類の消火用グッズは、使い方がシンプルで軽いが故に、とても扱いやすい製品なのですが、パニック状態によって発生するトンネルビジョンや手の震えなどによって 狙いを極端に外す可能性もあります。【FITECH 投てき用消火用具】は直接火に当たらなくとも消火が可能とのことなのですが、極端に的を外してしまった場合には、おそらく、消火が難しくなってしまうことでしょう。
その点、このスプレータイプは約28秒間という一定の放射時間があり、噴射しながらノズルを動かして狙いを直すこと(軌道修正)が物理的に可能ですよね。
ただし、消火のスピード自体は、上で紹介させていただいた2つのグッズの方が優れているため、相互に補い合う目的で併用されると良いと思います。

また、当然意識すべきことなのですが、お年寄りなど体力のない方にとって、数キロもある鉄の塊(消火器)を持ち運ぶことは、それ自体が極めて困難な作業です。体力のある人間が一人もいない状況下で火災が発生してしまったとき、重すぎて使えないという事態は、まさに生存の道を閉ざす悲劇でしかありません。
家中の至る所に、誰でも扱えるほど軽い消火用のグッズを散りばめておく。こういったことが意外にも重要なことだと思われるのですね。

話は変わりますが……。
消火用のグッズを選ぶ際、決して無視できないのが「火災の種類」なんです。
火災には、衣類や木材などが燃える「普通火災」、油やガソリンなどが原因の「油火災」、電気製品やコンセントなどから生じる「電気火災」といった複数のタイプがあり、適応外のグッズを うっかり使ってしまえば、火勢をかえって勢いづかせ、被害を広げてしまうこともあるのです。
事前に、どの火災に対応しているのかを一つずつ確認するのは、正直なところ非常に面倒な作業なのですが、ここを疎かにすれば、せっかくの消火用グッズが「火災を悪化させるリスク」へと直結しかねないのです。いざという時に自分自身を守れるように、この手間だけは惜しまずに、慎重に確認をしてみてくださいね。
(※簡易的なスプレータイプは適応範囲が限られる製品も多いのですが、下段で紹介しているものは、普通・油・電気のすべてに対応できる汎用性の高いタイプなんです。)

消火活動といえば消火器という先入観を一度捨てて、ご自身の環境に最適な道具を選び取ってみてくださいね。その物理的な選択の一つひとつが、災害時の極限状態で生き残る可能性を高めてくれるのかもしれませんから。

以上で、本記事における情報提供を終了します。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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震災時の火災発生原因の大半が通電火災
火災を防ぐためにすべき様々なこと!


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震災時は火災が発生しやすく、その火災によって多くの方が犠牲になりました。ですから、この記事では、火災の発生の可能性を減らすための対策やグッズについて、お話をさせていただきたいと思っております。

震災時に発生する可能性が高い通電火災

地震の影響で破損した電気製品に電気が通り、
漏電やショートが発生して出火。
地震の影響で損傷した電線や配線に電気が通り、
漏電やショートが発生して出火。
ガス漏れが発生している状態で電気が通り、
火花が飛び出火。

前述の例以外にも、通電火災を引き起こす要因は数多く存在します。
阪神淡路大震災や東日本大震災では、火災発生原因の大半が通電火災でした。原因の大半がそうであったことからもわかるように、通電火災は非常に危険なものなのですね。

通電火災発生の可能性を減少させる
家具や家財や生活用品の固定

家具や家財などの落下・飛散・転倒は、電気製品を破損させ、通電火災を引き起こさせる要因になります。この連鎖を防ぐために、家具や家財などに対して講じるべき対策が非常に重要なのです。

家具や家財へ講じるべき対策については、
【防災 安価に転倒や飛散等を防ぐ1】
という記事の内容を参考にしてみてくださいね。

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未投稿

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未投稿

雑談

追記と修正をした記事のお知らせ

記事の追記と修正を行う理由

私の書く記事は、一部を除けば文章が非常に長い傾向にあります。そのため、読者の皆様を心理的に疲れさせてしまうのではないかという不安から、内容をあえて省く(絞り込む)という判断をすることがあります。ですが、情報の重要性との兼ね合いで、その線引きは非常に難しく、やはり省かずに説明したほうが良いのではないかと思い直し、追記を行うことがあります。
また、現在は持病の症状による体調の悪化により、本来 伝えるべき内容を思わぬ形で省いてしまったり、ニュアンスが狂うといったミスが、物理的制約として生じてしまうことがあります。こうした不備を少しでも改善するために、記事の追記や修正を行うことがあります。
ただ、ニュアンスの調整など単に文章を整える程度の修正であれば、この「お知らせ」で告知することはありません。忙しいなか再読いただくのは心苦しいからです。実質的な情報の追加が行われた場合にのみ、お知らせするようにいたします。

2026/06/06

2026/05/10

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