このブログの全体像について

災害への備えと聞いて、まず思い浮かべるものは何でしょうか?【備蓄】を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、いくら備蓄があっても、備蓄が役に立つのは、生き残ることができた方に限定されます。生き残ることができなかった場合、備蓄は全く意味をなくしてしまうのです。あなたと、あなたの大切な人を守るために【生き残る術】のことも、一緒に学びませんか?

また、防災のことだけではなく、日々の生活に役立つ情報もお伝えしていきます。

記事に追記がある場合は、お知らせいたしますので、ぜひ、下のボタンから【追記や修正があった記事のお知らせ】をご確認ください。

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救急車が来れない災害時に
必要な救命処置や応急処置


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お医者様などの専門家の方々から治療を受けることが難しい震災時、私たちは、自力で救命処置や応急処置を行わなければならない状況に追い込まれてしまう可能性がありますよね……。
手当てを必要とする人の数や、一人ひとりの傷の多さに対して、その場にある治療用のアイテムは、あっという間に足りなくなってしまうことでしょう。ですから、この記事では、専用の治療用アイテムが手に入らない極限状況でも、身近な日用品を代用して「少しでも生存の可能性を繋ぎ止めるための手立て」について、お伝えしていきますね。

この記事内の目次

火傷の処置でやってはいけないこと

火傷を負ってしまったときは、時間を置かずに早急に冷やすことが肝心なのですが、これに関して、注意点があるんですね。

特に注意が必要なのは、ナイロンやポリエステルなどの化繊の服を着ているときです。化繊は熱に溶けやすく、熱で溶けた生地が皮膚に くっついてしまうことがあるのですね。こうした状況下においては、無理に服を脱ごうとしないようにしてください。無理に脱ごうとすれば、生地に くっついている皮膚が生地と一緒に剥がれ落ちて、ズルむけ状態になってしまうことがあるのですね。一瞬の無意識な行動によって、一生後悔するような深い損傷を負ってしまうことだってあるのです。
また、慌てて服を動かすことで、傷口に強い摩擦が加わり、症状を さらに悪化させてしまうことも考えられます。

このような場合は、服を脱がさず、そのまま服の上から冷やすのが最善です。本来、流水で冷やすべきなのですが、震災時には それが不可能であることが多いでしょう。代用案として、水と氷をビニール袋に入れて15分から30分ほど冷やす方法もありますが、それですら、震災時には難しいのが現実でしょう。水と氷が確保できない場合には、「保冷剤」や「冷却パック」による代用も一つの手なのですが、これらは冷たすぎて身体への刺激が強すぎて、15分以上冷やし続けるのが困難といった難点があります。ですが、火傷は長めに冷やすことが肝心なんですね。ですから、もし手元にあれば、冷却パックなどをハンカチなどで包んで、冷たさを調整しながら冷やし続けるとよいでしょう。

また、水ぶくれがある場合は、絶対に破かないように注意をしてくださいね。水ぶくれは、火傷を保護している天然のバリアみたいなものだからです。

色々な用途に使用できる汎用性が高いラップ
このラップ!注意点を守れば 応急処置にも使える

『傷口を清潔にした後、傷口にラップを巻くことが応急処置になる』・『傷口にラップを巻けば保護になる』といった類の情報を、ネット上で よく見かけます。
​ですが、これらの情報を そのまま鵜呑みにしてしまったら、かなり危ないんですね。

救急用品が足りないことで、傷口の処置に、どうしてもラップを使う必要がある場合には、以下のことを慎重に考えなくてはなりません。

ラップは、体から染み出してくる「浸出液」を一切吸収しません。そのため、傷口が どうしても蒸れてしまうのですね。蒸れると皮膚が ふやけてしまうだけではなく、細菌が爆発的に増える温床となり、深刻な感染症を引き起こす原因となってしまう場合があるのです。この問題に関する知識をしっかりと持っている医療従事者が治療を行えば、ラップは安価で有用な手段となり得るのですが、知識がない医療従事者が治療を行ってしまった結果、深刻な被害につながってしまった事例も決して少なくはないのです。
​ですから、本来であれば、ラップの使用は避けるべきなのですが、救急用品が一切ない災害時の極限状態に限っては、ごく短時間の応急処置として、活用せざるを得ない場面もあるでしょう。
​もしラップで凌ぐのであれば、雑菌を増やさないための「浸出液のコントロール」が何よりも重要なのです。感染症の誘因の一つとなる死んだ組織や異物、汚れを十分に取り除いた上で、こまめに浸出液を拭き取って、ラップを交換するか、あるいは、ラップに小さな穴を沢山空けて、その上から「紙オムツ・尿取りパッド・清潔な布」などを当てて、浸出液を吸い取らせるといった工夫が必要になるのですね。

こうした物理的なリスクを理解して、手間を惜しまずに管理できるのであれば、ラップも応急処置の選択肢に なり得ます。

それから、実は、傷に直接ガーゼを当てる方法も、別の理由で良いとされていません。

まずは先に、傷が治りやすい環境について ご説明しますね。
傷からは「浸出液」という液体が出てきます。この浸出液は、傷を治す成分が含まれた培養液のようなものです。この浸出液を利用して、傷口を適度に湿った状態に保つと、傷が早く治りやすくなるのです。この治し方を「湿潤療法」と言うんですね。

しかし、傷に直接ガーゼを当ててしまうと、ガーゼが浸出液を吸収してしまい、早く治せなくなってしまうのです。また、ガーゼの繊維と傷口が くっついてしまうことで、剥がす度に傷口が損傷して悪化し、痛みを発生させることがあります。
こうした理由から、現在では、ガーゼを直接当てる方法は良しとされていないのです。

逆に、ラップを傷に巻き付けると、傷口は浸出液で湿った環境となり、傷の治癒に良い環境となります。また、ラップはガーゼと違って傷に くっついてしまうことがありませんから、剥がす際に生じる痛みの問題が軽減されます。

こうした理由から、ラップが応急処置に良いと謳われることが多いのですが、一方で、雑菌繁殖の問題点から、ラップを使用する治療法に関して、注意喚起を行っている専門家の方々も多数いらっしゃいます。一部の学会の見解なのですが、なかには、ラップを絶対に使用しては駄目だという ご意見もあるほどなんですね。
だからこそ、雑菌繁殖の問題点は十分に気をつけましょうね。

話は変わりますが、ここからは、少し余談として、ラップに関する別のお話しをさせてくださいね。
災害時、ラップは傷の手当てだけではなく、骨折部の固定にも使用できます。そうした応急処置だけではなく、様々な工夫によって、洗い物を減らして水を節約できたり、防水、防寒、ニオイ対策までもこなせるんです。それらの具体的な方法については、また別の記事で詳しくお伝えしますね。

また、ラップの素材は大きく分けて3種類あり、それぞれ得意分野が違うんです。例えば、空気を通しやすい素材のラップは野菜の保存には向いていますが、用途によっては適さない場合があります。用途によって、素材選びで生死を分ける……なんて酷いことにはなりませんが、効果に雲泥の差が出てしまうのですね。
ラップを種類ごと どのように使い分けたらいいのか、用途による使い分け方についても、別の記事で詳しく説明させていただきますね。

それでは、この辺で、一旦、ラップの話は終了させていただきます。

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また、病気の症状により脳全体の機能低下が生じており、文章作成が困難な状態にあります。そのため、読みづらく分かりづらい文章が多いと思われます。そういった文章の修正に日々努めており、頻繁に記事を修正することがあります。
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