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防災士さんがオススメしている
簡易診断をしてくれるアプリ
震災時、使用不可能になるかも!


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この動画の6:20あたりから、「全国版救急受診アプリ、Q助」についての説明が始まります。
総務省消防庁が管理する公的なアプリで、リアルタイムで抱えている症状に対して緊急度判定を行い、利用できる医療機関等の情報を提供してくれるそうです。緊急度判定プロトコルという基準を元にして作成されたものらしいのです。
震災時にも利用が相応しいアプリとして、動画内で配信者の方が、このように説明されています。「オフラインでも使用することができるため、電波が繋がらない状況でも活用することができます。ネットも電話も繋がらない状況で……(以下略)」
ですが、このアプリの利用規約には、以下のような説明書きがあります。

当アプリは、災害、事変、その他の異常事態が発生若しくは発生のおそれがある場合又は当庁が設置する電気通信設備の障害その他やむを得ない事由が生じた場合に、当庁の判断により当アプリの提供時間の短縮、提供の中断又は中止を行うことができるものとします。
当庁は、前述に基づく当アプリの提供の中止等によって生じたユーザー又は第三者が被った不利益、損害について、一切の責任を負いません。

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救急車が来れない災害時に
必要な救命処置や応急処置


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お医者様等の専門家の方々の治療を受けることが難しい状況になってしまう震災時、私達は、自力で救命処置や応急処置を行わなくてはいけない状況に追い込まれてしまう可能性がありますよね……。治療用アイテムもないなかで……。
この記事では、素人が日用品を使用して自力でできる応急処置等の方法について、ご説明いたします。

震災時、色々な用途に使用できる汎用性が高いラップ
このラップ、注意点を守れば応急処置にも使用ができる

「ラップは傷口の応急処置に使える」「傷口をきれいにし、ラップをギュッと巻くと傷口の保護ができる」といった情報を、ネット上で、よく見かけます。ですが、この情報、実は問題があるんです。

傷口の応急処置にラップを使用するのあれば、以下の点を考慮する必要性があります。

ラップは、身体から出てくる浸出液を一切吸収しないため、蒸れてくることがあります。蒸れると皮膚がふやけてしまったり、細菌が繁殖する温床となり、感染の原因となります。
ですから、本来、ラップは使用しないほうが良いのですが、災害時、創傷被覆材がない時に、応急処置として短時間であれば使用することが可能です。もし、ラップだけを使用して治療するのであれば、雑菌を繁殖させないために、浸出液のコントロールが重要なのです。こまめにラップを取り換えて浸出液を拭いたり、ラップに小さい穴を沢山空けておいて、その上から【紙オムツ・尿取りパッド・清潔な布】等を当てて、浸出液を吸収するといった対処が必要になります。

こういったことに気をつければ、ラップも傷口の応急処置に使えなくはありません。

それから、実は、傷にガーゼを当てる方法も別の理由で良いとされていません。

まずは傷が治りやすい環境について、ご説明いたします。
傷からは浸出液が出てきます。この浸出液は、傷を治す培養液のようなものです。この浸出液を利用して、傷を湿った状態にすると、早く治りやすいのです。この治し方を、湿潤療法と言います。
傷にガーゼを当ててしまうと、ガーゼが浸出液を吸収してしまい、早く治せなくなってしまうのです。また、ガーゼと傷がくっついてしまい、カーゼを剥がす度に、傷が損傷し、痛みを発生させることがありますよね……。
逆に、食品用のラップを傷に巻き付けると、傷は浸出液で湿った環境となり、傷の治癒に良い環境となります。また、ラップはガーゼと違って、傷にくっつくことがありませんから、剥がす際に生じる痛みの問題が軽減されます。
こういった理由から、ラップが応急処置に良いと謳われてしまうことが多いのですが、雑菌繁殖の問題から、ラップを使用する治療法は、一部の専門家の方々の間で、かなり問題視されています。なかには、ラップを絶対に使用しては駄目だという専門家の方もいらっしゃるほどです。

話は変わりますが、ここからは、少し余談で、ラップに関する別の話をさせてください。
災害時、ラップを使用することによって、洗い物を減少させ、水を節約できたり、防水、防寒、ニオイの対策等……もできるんです。それらのやり方は、別の記事で説明させていただきますね……。

また、ラップの素材は3種類あり、それぞれ得意分野が違うんです。ラップを、種類ごと、どのように使い分けたらいいのか、その辺のところも別の記事で説明させていただきます。

この辺で、一旦、ラップの話は終了させますね……。

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火災による死亡の原因の8割は煙
この煙への対策について


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火災発生の可能性を減少させる方法や、消火活動のことについては、他の記事で説明させていただきますが、今回、この記事では、火災による死亡原因 第一位である、煙の問題への対策について、ご説明いたします。

多くの人は、火災での死亡原因は、焼け死ぬからだと思っていますが、それは正しい理解ではありません。
建物の火災による死亡者の8割は、煙に含まれる有毒ガスの影響によって窒息したことが原因で亡くなっています。想像に反して、発炎後10分も経たないうちに、致死量に達する有毒ガスが発生してしまうのです。実は、炎で焼け死ぬということは、ほとんどないのです。

ただ、この8割という数字は、震災時のデーターではありません。とは言え、震災時であっても、煙に含まれる有毒ガスの影響によって窒息死してしまう可能性は高いでしょう。

ですから、煙を吸い込まないようにする対策は、非常に重要なのですが、何故か、かなり危険な対策法を、おススメしておられる防災のプロの方々が多数いらっしゃいます。「火災時は、【防煙フード】(or ゴミ用のポリ袋)を被ると良い」といったようなことを、皆様仰っていました。
これに関して、多数の問題を感じています。

私が危惧している【防煙フード】の問題点は、【防煙フード】に関する様々な種類のテストを行われた方も危惧しておられます。断定的になることは、決して良いことではありませんから、断定的に考えているわけではありませんが、やはり、テストの結果は、そうなったか! と感じております。

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被災者の皆様のアドバイス
参考にしては駄目なものも一部ある


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被災者の皆様の体験談は、貴重な情報源であり、大変重要です。しかしながら、個人の体験に基づく見解と、被災地の全体像が、常に一致するとは限りません。なかには、事実と異なる情報が含まれる可能性もあります。そのため、読者の皆様におかれましては、それぞれの情報について最終確認を行うなど、慎重にご判断いただけますよう、お願い申し上げます。

被災者の方々の体験から生まれたアドバイス、その実例を以下に引用いたします。

テントは防災グッズとして必要な物だというイメージがあるけれど、それは間違い。テントを避難所で使ったら、周囲の方々から反感を買ったので、準備をしたら邪魔でしかない。準備をしなくてもいい物の一つ。

といったような内容を、ネット上で、アドバイスとして、お話されていた被災者の方が多かったんです。

しかしながら、こういった話って、避難所で過ごすことが可能だった方の体験談ですよね……。避難所は、収容人数に制限があるので、被災者の皆様全員が避難所で過ごすことができたわけではないんです。倒壊した建物の隅で、耐えながら過ごすしかなかった方も大勢いたんですよ……。
避難所は、早い者勝ちなので、たとえ、家が倒壊してしまっているとしても、病人や高齢者であっても、子供連れであっても、優遇されることはありません。( ← 地域や避難所によっては、ごく一部の特例で、優遇されることもあったそうですが……)
しかも、近年は、新型コロナの影響で、避難所の収容人数が、大幅に減らされてしまったので、避難所に入ることができなかった方が、さらに増えてしまっていたことでしょう。昔から収容人数に制限があって足りなかったのですが、最近では、さらに足りなくなってしまっていたということです。
家を失ってしまっているのに、避難所に入れない状況の人達は、どうすればいいのでしょうか?
車の中で生活をするという手もあるのかもしれませんが、家族の人数が多い場合は、色々と無理があるでしょうし、車だって使い物にならない状態になってしまう可能性があるんですよね……。

しかも、近年、多くの自治体が、テント避難の必要性をアナウンスしていたんですよ……。新型コロナの影響で、避難所の収容人数が大幅に減らされてしまったからです。そういった状況だったんです。

こういった状況で家が壊れてしまえば
テントが必要になるのかもしれませんが
どれぐらいの確率で、家は壊れてしまうのでしょうか?

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追記と修正をした記事のお知らせ

2025/06/14

2025/06/11

2025/06/08

2025/06/04

2025/05/24

記事の追記と修正を行う理由

私の記事は、一部を除けば文章が長い傾向にあるため、読者の皆様を心理的に疲れさせてしまっているのではないかと不安を感じ、その結果、記事の内容を省いてしまうことがあります。ですが、やはり重要なことなので、省かずに書いたほうが良いのではないかと思い直し、追記することがあります。
また、病気の症状により脳全体の機能低下が生じており、文章作成が困難な状態にあります。そのため、読みづらく分かりづらい文章が多いと思われます。そういった文章の修正に日々努めており、頻繁に記事を修正することがあります。
ただ、文章を修正しただけでは、こちらのお知らせで、お知らせすることはありません。再読いただくのは心苦しいからです。追記があった場合のみ、お知らせいたします。